INTERVIEWS

Y.K
海外事業部 企画課 課長
2004年入社

国内で培った
信頼と実績を、
国外のビジネスに繋げる

国内はもちろん、国外においても事業を展開する当社。
2013年・2018年にはシンガポールに、2014年にはカナダに、それぞれ子会社を設立しています。
国内のビジネスを、国外へ。そして国外のビジネスを、国内へ。
新しい視点と未知なるチャンスを探る海外事業もまた、当社のフィールドの一つです。

憧れから始まった、
多彩なキャリア

子どもの頃から航空機が大好きで、就職活動に際しても「航空機に携わる仕事に就きたい」と考えていました。ところが、当時は就職氷河期の最中で、どの会社も新規採用には消極的。志望する会社はおろか正社員として採用されるかどうか不安だったことを覚えています。そんな中、安定した経営を誇る空港施設では変わりなく新卒採用をおこなっていることを知り、選考に参加。ご縁があり入社することができました。厳しい社会情勢の中で希望する航空業界に携わることができ、とても嬉しかったことを覚えています。
以来、今日所属する海外事業部に至るまで、様々な部署を渡り歩いてきました。最初に配属された営業系部門から始まり、大阪事業所、経営企画部門、子会社である東京空港冷暖房㈱への出向、財務部門、シンガポールにある海外子会社への出向…と、フロント、ミドル、バックオフィスを問わず、幅広く経験しています。

5年間の駐在で得た、
挫折と成長

様々な仕事を経てきましたが、振り返るとそのどれもが必要なプロセスで、今に至る礎になっていると実感しています。中でも思い出深いのが、5年間のシンガポール駐在。学生時代は東アジア経済を専攻しておりましたので、駐在が決まった際は、まさに「点と点が線になった」と感じました。
もちろん、実際に駐在してみると壁の連続です。例えば「言葉の壁」はその一つ。留学経験もなく受験英語しか知らなかったため、駐在して間もない頃は何を話してもしどろもどろ。小学生が話すような言葉遣いでプレゼンをして周囲に白い目で見られるなんてことは当たり前で、時には会議の場で「お前の言っていることは分からない」と直接指摘されることすらありました。
プライドをズタズタにされながらも、なんとか食らいつくことができた理由の一つは「友人らとのコミュニケーション」です。語学学校をはじめとする様々な場所で、志を同じくする様々な国家・民族の駐在員と出会い、話し、切磋琢磨しました。そこで得た縁や学びは、空港施設にいたからこそ経験できたかけがえのないものです。

積極的な姿勢が、
自分自身の
キャリアアップに繋がる

少数精鋭の当社では、挑戦する意志のある社員に仕事を任せる文化が根付いています。私自身がそうであるように、営業や経営企画、財務、そして海外と、提示された環境を「面白い」と感じて積極的に受け入れていけば、みるみるキャリアが拡がっていく可能性があるのです。知識だけで対応できる仕事は限られており、どんな仕事においても実務経験が重要です。その意味で、少数精鋭ゆえのフットワークの軽さとフィールドの幅広さを持つ当社は、キャリアアップや成長を目指す方にとってはこれ以上ない環境ではないでしょうか。
また、こうした点は海外事業にも言えます。国内で積んできた当社の実績は、海外においても十分通用します。培ってきたノウハウはもちろん、ネームバリューやブランドなど有するリソースを活用し、より幅広い国外のフィールドを開拓したいですね。そのために欠かせないのが人材や制度です。海外へ挑む意欲を持つ人の育成やその活躍をサポートできる環境づくりを目指し、これからも邁進したいと思います。

これからのビジョン

まずは、先輩方が築き上げてくれた海外事業部を大きくしていきたいという想いがあります。中南米や東南アジアをはじめとする新興国が著しい成長を見せる今、国内の安定的なマーケットに加えて、海外のマーケットに出て行くことが重要です。当社が持つ実績やノウハウを武器に、世界中に散らばる様々なビジネスを調べ、検討し、時にはアライアンスを構築することで、当社の新たな利益の柱を生み出していきたいです。

休日の過ごし方

ロードバイクが趣味で、週末は100km近く走り込みます。平日は十分に運動ができていないので、週末だけはしっかりと体を動かすことを心がけています。また、英語に触れる機会を増やすために、海外の自転車雑誌を読んだり、シーズン中は海外の自転車レースを見たりし、オンとオフの切り替えを大切にしています。最近は娘が生まれたこともあり、育児と趣味を両立する「効率的なタイムマネジメント」を妻から求められています(笑)