INTERVIEWS
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施設企画部 施設課
兼 一級建築事務所
2021年入社
兼 一級建築事務所
2021年入社
培った知識と経験で、
人にも地球にもやさしい
空港の礎を築く
羽田空港を拠点に、国内主要12空港、さらにカナダとシンガポールの海外2空港にも事業を展開する空港施設。
その施設や設備一つひとつの安全・安心を守っているのが、施設企画部です。
「電気・設備・建築」に精通したプロフェッショナルたちが
電球交換などの小規模工事からビルの建替えといった大規模工事まですべてを担い、
あらゆる現場で活躍しています。
空港の成長に、
建築で貢献したい
学生時代は、学業とアルバイトの両立に励んでいました。大学では建築学科に所属し、住宅や図書館などを設計。一方でアルバイトは二つの仕事をかけ持ちしていました。そんな慌ただしい日々を送っていたことから身についたスケジュール調整力は、就職後も役立っていると実感しています。
就職を考えたとき、はじめに思い浮かんだのは、幼い頃から抱いていた空港で働くことに対する憧れです。さらに、学生時代の旅行で感じた、観光・商業・安全などあらゆる要素を含む「空港」という小さな街の成長にも興味を持ち、建築を活かして携わりたいと考えるようになり、空港施設を志望しました。また、空港施設は羽田空港のみならず国内主要12空港、さらには海外2空港にも事業を展開しています。そうした幅広いフィールドの中で、空港をとりまく様々な環境に対応できるノウハウを学びながら、安全な空港運営や航空会社の運航をサポートしたいと考え、最終的に入社を決意しました。
快適な空港を目指した、
様々な取り組み
現在、私が主に担当しているのは、テナント様からご依頼頂いた工事の企画や、経年劣化による設備の更新工事の調整などです。その際、計画から竣工まですべての工程に携わるため、建築や設備の仕組みについて根本から理解するように努めています。一方で、新規事業のプロジェクトにもいくつか参加しています。特に注力しているのは、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環である「水素の利活用の検討」です。羽田空港内にCO2フリーな車両の導入を目指し、車両ユーザー様や車両メーカー様、施工会社様、さらには諸官庁など様々な事業者様との調整をおこなっています。
こうした業務や取り組みによって、お客様に快適な空間をご提供できる。それが、何よりも大きなやりがいです。空港で過ごして頂く時間を少しでも有意義なものにできるよう、日々の仕事に励んでいます。
挑戦から得たノウハウを、
すべて糧にして
この仕事の大変さは、スケジュール管理にあります。以前、とある工事を担当したときのことです。元からスケジュールが非常にタイトであった上に、私の知識不足で書類の申請にも時間がかかり、工事の準備だけで2週間ほど遅れが生じた結果、テナント様にも調整作業などでご迷惑をおかけしてしまいました。この経験から得たのは、知識を蓄積することの大切さです。工事を予定通りのスケジュールで進行していくためには、日頃から工事に関するありとあらゆる知識を積極的に収集する必要があると痛感しました。
そのためには、様々な仕事に挑戦していくことが欠かせません。その点、当社は少数精鋭で業務をおこなっていることもあり、入社2年目でも任せてもらえる仕事の範囲は広いです。さらに、上司や先輩方のサポートのおかげでのびのびと仕事に取り組むことができ、新しい仕事にも安心してチャレンジすることができています。この環境を活かして知識やノウハウを吸収し、いずれは技術力に長けたプロフェッショナルへと成長していきたいと思います。
これからのビジョン
まずは、“一人前の技術者”として自立することを目標としています。この仕事は工事全般に関わる必要があるため、とにかく幅広い分野の知識が欠かせません。ありがたいことに、所属する施設企画部には、電気・設備・建築の各分野に精通した先輩方がいますので、常に的確なアドバイスを頂くことで技術力の向上につながっていると実感しています。こうした先輩方のサポートのもと、少しでも戦力になれるよう、今後も努力していきたいと思います。
休日の過ごし方
休日は、東京都内を散策しています。地元から上京して2年目になるのですが、まだ観光客気分が抜けておらず、東京の建築物や観光スポット巡りに出かけることが多いですね。また、有給休暇を利用して長期のお休みを取得し、家族に会いに帰省したり、友達と旅行をしたりして楽しんでいます。もう少し世間が落ち着いてきたタイミングで、海外旅行にも行きたいですね。